インテル・インサイドでお馴染みの世界企業インテルが、社員の1割以上に相当する1万2千人を、これから削っていくそうです。インテルのリストラクチャリング は、パソコン向けの事業からデータセンターやIoT(モノのインターネット)に事業を移すという、ブライアン・クルザニッチCEOの固い決意が背景です。
インテルのデータセンター事業は今年第一四半期の1兆5千70億円の売り上げのうち、なんと今や約3割を占めるほど伸びています。IoT部門も全体に占める割合は4%と小さいとはいえ急成長しており、前年の同じ時期と比べて2割以上の売り上げを伸ばしています。 反面、クライアント・コンピューティング事業は売り上げの6割台から5割台とへと減ってきているのです。古くはIBM、ソニー、HPとパソコン事業から離れていく企業が続出なのは、世界でのパソコン出荷が減っているからでして。米IT調査企業の ガートナーによれば、2015年の第一四半期と比較すると約9.6%も出荷台数が落ちたそうです。パソコンを買うより、世界市場では携帯を買うのがトレンドのようです。
これから5Gのモバイルやロボット、人工知能、運転しなくても良い車とか、次々に進化していく技術の世界に対応するため、色々な企業の動きがありそうです。我々労働者も知的武装をどんどん進めないとヤバイことになりそうです。皆さん、リストラ対象にならないように、頭を使って頑張りましょう!