GE Digitalでは現在、ソフトウェア事業を更に大きく伸ばすため、シリコンバレーの革新的なスタイルを導入しようとしています。東海岸出身のGEはサニーベール(Sunnyvale)市で、ソフトウェアのデべロッパーたちに2月10日、GE・Predixに関する講演会を開催しました (Predixの説明は次のブログです)。プラグ・アンド・プレイ・テックセンター(Plug and Play Tech Center)はサニーベール、パロアルト(Palo Alto)、レッドウッドシティ(Redwood City)の3個所に施設があるのですが、元々440 North Wolfe Roadのサニーベールから始まりました。プラグ&プレイはイラン移民のサィード・アミジ(Saeed Amidi)氏が設立し、今までスタートアップ約4百社をサポートしてきました。アミジ氏は小さなビルをパロアルト市に持っていたのですが、そこにまだ創立直後のグーグルやペイパル(PayPal)がオフィスを借りました。同氏はペイパルに投資し、それがイーベイに買収されたため、それを元手にスタートアップを育てるインキュベーション・センターを開設したのです。センターの正面入口を入ると目に入ってくるのは、入居している人たちの出身の国旗や、プラグ・アンド・プレイから大手企業に買収され、エグジットしたベンチャーのデータやロゴが壁一杯に貼られています。 プラグ&プレイには日本のスタートアップも入居していて、世界から議員や企業トップも訪れています。プログラム言語、ルビーを開発したまつもとゆきひろ氏のサインと写真も飾られています。そう、シリコンバレーは移民が活躍し、成長を生み出してきたマルチ・カルチャーなのです。